貴志川線の歴史 3 ※和歌山電鐵時代 (2006年4月1日〜)
年号 出来事
2005年(平成18)
4月1日

(写真 堀内 建作氏)
わかやま電鉄出発式典開催(いちご列車発車)
 早朝5時から貴志駅で、沿線住民・鉄道ファンやマスコミ約300名が見守る中、和歌山電鐵社長・デザイン顧問の水戸岡氏や首長などによるテープカットのあと、高校生から貴志川線初の女性運転手に花束贈呈が行われた。向陽高校のブラスバンド部による演奏が流れる中、150名を乗せた満員の一番列車が出発した。
2005年(平成18)
4月1日
 和歌山電鐵記念乗車券が発売に。
2005年(平成18)
4月1日

貴志駅
 貴志駅の無人化に伴い、その日のうちに貴志駅の券売機が撤去される。(回数券は貴志駅隣接の売店で委託販売)
2006年(平成18)
5月9日

(写真 堀内 建作氏)
和歌山電鐵イベント第1弾として5月9日〜5月22日まで「母の日ギャラリー電車」が運行。
東山東幼稚園(和歌山市)とあおば幼稚園(紀の川市)の園児たちの描いた作品が電車内に展示される。
2006年(平成18)
5月下旬
 2701F以外の編成にもいちご電車のヘッドマークがつく。
 4月1日からいちご電車にラッピングされ運行されていた2701F編成は、5月上旬定期検査のため運用から外れ、8月に予定されているグランド式典に向けこのまま改装工事に入る模様。
2006年(平成18)
6月17日
 朝、伊太祁曽変電所に蛇(青大将の幼生)が侵入してショート。 運休8本、遅延(最大118分)2本
2006年(平成18)
6月27日
 8月6日のグランドオープンに向け、伊太祁曽本社で2701F編成がいちご電車への改装工事がスタート。
2006年(平成18)
8月6日

伊太祁曽駅
 いちご電車のデビューイベントに合わせ第1回貴志川線まつり開催。いちご電車の改装費用約2,700万円。
2006年(平成18)
10月21日
 和歌山電鐵になって初めてのダイヤ改正を実施。
2006年(平成18)
11月9日
 伊太祈曽駅構内に遮断機設置。
2007年(平成19)
1月6日

貴志駅
 貴志駅売店の三毛猫たまが民鉄初の駅長を拝命。 ブームに。
2007年(平成19)
1月12日
 9時30分ごろ、和歌山駅の出発信号が赤のままで出発でず、運休4本、遅延(最大57分)13本。
 原因は、軌道回路のスイッチアジャスタのナット廻り止めカバーによる軌道短絡。
2007年(平成19)
7月29日

伊太祁曽駅
 和歌山県海南市にあるおもちゃ販売会社T.J Grosnetと和歌山電鐵とのコラボ企画、おもちゃ電車がデビュー。
  改装費用は約2,500万円。 種車は2706F編成。
2008年(平成20)
4月6日
 ダイヤ改正実施。
2008年(平成20)
4月27日

第2会場の伊太祁曽神社
  伊太祈曽駅と伊太祁曽神社で第3回貴志川線祭り開催。3500人が参加。
2008年(平成20)
5月21日
 おもちゃ電車のスポンサー企業であるTJグロスネット(和歌山県海南市)が5月21日、大阪地方裁判所から破産手続開始決定を発令される。
 4月1日以降、楽天やヤフーのインターネットショッピングで代金を振り込んだが商品が届かないという苦情が相次いでいた。 同社は4月15日和歌山地裁に民事再生法の適用を申請していたが23日には却下されていた。
2008年(平成20)
5月25日
 大雨による和歌山市内竈山駅他数か所冠水により始発より運休。
 貴志11:10発から伊太祈曽間を折り返し運転を開始し、伊太祈曽〜和歌山間は和歌山バスによる代替輸送を実施。14:50和歌山発便より全線復旧。
2009年(平成21)
3月21日
 たま電車が登場。 第4回貴志川線祭りの目玉として出発式が開催される。