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山東軽便 蒸機1号機
写真は宮崎交通4号時代のもの
(写真:昭和36年6月 中川浩一) |
蒸機1号機 |
- 明治4年(1911) O.Koppel & A.Koppel製
- 最大寸法5,370×1,639×2,805、運転整備重量8.8t
- 実用最高気圧12kg/cm2のBタンク
- 山東軽便蒸機1号は昭和15年(1940)に宮崎鉄道に売却
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蒸機4号機
(昭和13年9月24日 伊太祁曽機関庫)
晩年の 蒸機4号機
(昭和27年 有田鉄道5号時代) |
蒸機4号機 |
- 大正10年(1921) O.Koppel製
- 最大寸法5,996×1,986×3,494、運転整備重量11.98t、固定輪軸距離1,600mm
- 実用最大気圧12.4kg/cm2のBタンク。
- 大正13年(1924)5月27日付で加太鉄道(現南海加太線)から購入し営業認可された。
- 昭和26年(1951)1月20日付で有田鉄道に譲渡され、有田鉄道では縁起をかつぎ、その後5号機に改番している。
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1001号機
(和歌山鉄道時代 伊太祁曽機関庫) |
蒸機1001号機 |
- 明治27年(1894) Baldwin製で、浪速鉄道-関西鉄道-国鉄(鉄道作業局-帝国鉄道庁-鉄道院)-宮崎県営鉄道-国鉄(鉄道省)-大和鉄道と歩む。
- 最大寸法7,809×2,270×3,410、実用最高気圧10kg/cm2のCタンク。
- 昭和13年10月1日認可で和歌山鉄道に譲渡。
- 昭和26年(1951)2月17日付で廃車になり解体。
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1250号機
(昭和14年7月20日 貴志駅) |
蒸機1250号機 |
- 大正12年(1923)川崎造船兵庫工場製。
- 湊鉄道(茨城県)→新宮鉄道(JR紀勢本線の前身)→国鉄を経て和歌山鉄道に導入。
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山東軽便 客車 ハ6
写真は加悦鉄道ハブ6号時代のもの
(昭和35年1月 写真:藤井信夫) |
3等客車 ハ1〜8号 |
- ハ1,3〜6号は大正5年(1916)、ハ2と7,8が大正6年(1917)に梅鉢工場で製造。
- 最大寸法 7,502×1,718×3,772、自重6.41t、定員40(座席28)人。
- ハ2,6〜8号車の4両が昭和18年(1943)5月1日付で大江山ニッケル工業(加悦鉄道-現廃止)に売却され、残るハ1,3〜5号も昭和26年(1951)2月に廃車。
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写真:花田屋様
出典・参考文献:鉄道車両めぐり特輯
第1輯 第2輯:藤井 信夫 編 (昭和52年7月1日初版) |
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