「おもちゃ電車」は人と文化、人と経済を結び、豊かなコミュニケーションが自然に生まれる みんなの電車。
2007年4月1日 和歌山電鐵開業1周年式典の前に記者発表があり「おもちゃ電車」の構想を発表。
2007年5月6日 第2回貴志川線祭でデザインの最終案を公開。
2007年7月26日 伊太祁曽駅を16時20分発和歌山行きとして営業運転を開始した。
種車は2706F編成。
和歌山県海南市にあるおもちゃのインターネット販売を主力事業とする株式会社TJグロスネットがサポーターとして改装費用を支援。
車両デザインは、いちご電車と同じく、JR九州の特急をデザインした水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所が担当した。
企画当初は一般的な外装だけの広告電車を考えていたようだが、車両の色など紆余曲折があって今のデザインになっており、車内の内装にも広告費用を充当するという、世界にも例のない通勤電車になっている。 イベント時にだけ走らせる車両ならともかく、日常の通勤電車として使用する車両にあのコンセプトは天晴。
改装費用は約2,500万円。