貴志から和歌山に向かう上り電車に乗りながら、30分間の各駅探索にお付き合いください。なお貴志川線は起点が和歌山で終点が貴志です。
1201形が走っていたころは、その車両によく似合う木造作りの古くさい駅舎が多かったが、南海電鉄時代の1995年以降各駅でリニューアル工事が行われ古臭ささが残っている駅も少なくなってしまい、少し味気ない印象に。
1996年初めに西山口駅の古い駅舎が取り壊されホームのみ鉄骨製の駅に変貌したのを足がかりに、その後大池遊園、竃山駅ではホームの屋根が新しくなった。
1997年3月には山東駅のリニューアル工事により古い駅舎も取り壊され、西山口駅によく似た作りとなり、1998年には大池遊園に残っていた古い駅舎も取り壊され、その後吉礼駅も簡素な駅になった。
2006年4月和歌山電鐵になってからは、貴志駅と伊太祁曽駅の改札業務が廃止となり、降車時に他の無人駅と同じように前寄り車両で精算するようになっている。貴志駅の券売機も撤去されている。
なお、貴志駅での回数券は隣の売店で委託販売されるようになった。
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