平坦線を進むと場内信号が見える。警戒25km/hでスプリングポイントを進むと、初めての行き違い駅である伊太祁曽駅の島式ホーム左側に到着する。
伊太祁曽には検車区(和歌山検車区伊太祁曽支区)があり貴志川線の全般検査、重要部検査、月検査、列車検査のすべてを施工する。昼間時間帯には通常3編成が使用されるため、余った車両はここに留置される。ほとんどの時間帯で行き違いが行われる。
平成12年10月から日前宮、岡崎前の無人駅化に伴い、貴志川線の中間駅では唯一の有人駅となっている。わかやま電鉄になって集改札が廃止されている。
駅より南に100mあまりのところに木の神・五十猛命(いたけるのみこと)を奉る伊太祁曽神社の一の鳥居が見える。伊太祁曽神社は貴志川線沿線にある竈山神社・日前宮とともに「三社まいり」の一つに数えられる。
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